退職を検討している方や、すでに退職を決意した方の中で「退職後にもらえる給付金って何があるの?」「自分はいくらもらえるのだろう」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
実は、退職後に受け取れる給付金は失業保険だけではありません。会社から支給される退職金のほかに、条件を満たせば国から受け取れる給付金が複数あります。
この記事では、退職後にもらえるお金14種類について、受給条件・金額の目安・申請先を一覧で解説します。ただし、いずれも自分で申請しなければ受け取れず、期限を過ぎると条件を満たしていても対象外になる制度もあります。
「自分はどれが対象なのか?」を一緒に確認していきましょう。
- 退職後にもらえる14種類の給付金と受給条件・金額の目安
- 失業手当と退職給付金の違いと、退職理由別に使える制度
- 申請窓口・必要書類・手続きの流れと申請期限
- 同時に受け取れる給付金と、受け取れない給付金
- 受給中の禁止事項と申請タイミングのミスで損しないための注意点
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※本記事内の各種受給例はあくまでも一例であり、実際は個人の状況により異なる可能性がございます。
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退職給付金 一覧|退職後にもらえるお金ってどんなものがあるの?
退職後にもらえるお金と聞いて、「失業保険しかない」と思っていませんか?
実は、退職後に受け取れるお金(退職給付金)は複数あり、条件を満たせば組み合わせて受け取れる場合もあります。ただし、その多くは自分で申請しなければ受け取れません。
まずは、退職後にもらえるお金の全体像から確認してみましょう。
退職後にもらえるお金を14種類で整理
退職後に受け取れるお金は、主に14種類あります。
「失業保険だけ申請すればいい」と思われがちですが、退職理由や退職後の状況によって、対象になる制度は変わります。体調を崩して退職した方、職業訓練を受けながら再就職を目指す方、65歳以上で退職した方など、それぞれに用意された制度があります。
なお、会社から支給される退職金(退職一時金・企業年金)は、勤務先の就業規則や退職金規程に基づいて支払われるもので、ここで紹介する公的な給付金とは別のものです。
詳しくは「会社から支給されるお金|退職一時金・企業年金」で解説します。まずは、どのような種類があるかを一覧で確認してみましょう。
| 給付金の種類 | 主な支給内容 | 申請窓口 |
|---|---|---|
| ①失業手当(基本手当) | 賃金日額の約45〜80%を90〜330日間支給 | ハローワーク |
| ②再就職手当 | 支給残日数に応じて基本手当日額の60〜70%を一時金で支給 | ハローワーク |
| ③就業促進定着手当 | 再就職後に賃金が下がった場合、差額の一部を支給 | ハローワーク |
| ④教育訓練給付金 | 受講費用の最大50%(上限25万円) | ハローワーク |
| ⑤求職者支援制度 | 月額10万円+職業訓練を無料で受講 | ハローワーク |
| ⑥傷病手当金 | 標準報酬月額の約3分の2を最長1年6ヶ月支給 | 健康保険組合 |
| ⑦傷病手当(雇用保険) | 失業手当と同額を、働けない期間について支給 | ハローワーク |
| ⑧移転費・広域求職活動費 | 面接や引っ越しにかかる交通費・宿泊費などを支給 | ハローワーク |
| ⑨特例一時金 | 基本手当日額の40日分を一時金で支給 | ハローワーク |
| ⑩未払賃金立替払制度 | 未払い賃金の80%を国が立替払い | 労働基準監督署 |
| ⑪高年齢求職者給付金 | 基本手当日額の30日分または50日分を一時金で支給 | ハローワーク |
| ⑫技能習得手当 | 受講手当・通所手当を失業手当とは別に支給 | ハローワーク |
| ⑬寄宿手当 | 月額10,700円を支給 | ハローワーク |
| ⑭訓練延長給付 | 訓練期間中、失業手当の支給を延長 | ハローワーク |
※受給できる給付金は、雇用保険の加入状況・年齢・退職理由・健康状態などによって異なります。
受け取れるかどうかや金額は人によって大きく変わりますが、「自分には関係ない」と思っていた制度が対象だったというケースも少なくありません。
「どれが自分に当てはまるか分からない」という方は、この後の解説を読み進めながら確認してみましょう。
退職給付金と失業手当の違いをわかりやすく解説
「退職給付金」と「失業手当(失業保険)」は、同じものだと思っていませんか?
結論からいうと、失業手当は退職給付金のうちの1つにすぎません。
失業手当とは、仕事を辞めた後に次の仕事を探している期間中、ハローワーク(公共職業安定所)から支給される給付金のことです。
一方、退職給付金とは、失業手当を含む退職後に受け取れる各種給付金の総称を指します。
たとえば、失業手当のほかにも、体調を崩して退職した方が受け取れる「傷病手当金」や、職業訓練に通う方向けの「技能習得手当」、65歳以上で退職した方向けの「高年齢求職者給付金」など、状況に応じたさまざまな制度があります。
これらは申請先も条件もそれぞれ異なるため、「失業手当の手続きをしたから終わり」ではなく、自分に当てはまる制度をきちんと確認することが大切です。
「失業手当しかもらえない」と思い込んでいた方も、実際には複数の給付金を受け取れるケースは多くあります。
まずは、自分がどの制度に当てはまるかを確認することから始めてみましょう。
自己都合退職でもらえるお金と、会社都合との違い
「自己都合退職だと給付金が少なくなるのでは?」と心配している方も多いでしょう。
確かに自己都合退職の場合、失業手当の給付制限期間や支給日数には違いがあります。
しかし、2025年4月の制度改正により、自己都合退職の場合の給付制限期間が2ヶ月から1ヶ月に短縮されました。
5年以内に2回を超える(3回目以降の)自己都合退職の場合には給付制限期間は3ヶ月となります。また、ハローワークの指示などで教育訓練を受けた場合には、この給付制限が解除されます。
参考:厚生労働省 – 令和7年4月以降の給付制限に関する改正について
さらに、教育訓練給付金や傷病手当金、再就職手当などは退職理由に関係なく条件を満たせば受給可能です。
自己都合退職の方でも、退職時期を計画的に調整することで、複数の給付金を組み合わせやすくなる場合があります。
大切なのは、退職理由で諦めるのではなく、自分の状況に合った給付金を把握して、正しい順序で申請することです。
会社から支給されるお金|退職一時金・企業年金
ここまで紹介してきた給付金は、雇用保険や健康保険といった公的な制度に基づくものです。
これとは別に、勤務先から支給される「退職金」があります。退職金は法律で支払いが義務づけられているわけではなく、会社の就業規則や退職金規程に基づいて支払われます。制度があるかどうか、いくら受け取れるかは会社によって異なります。
退職金には、大きく分けて2つの受け取り方があります。
| 種類 | 内容 | 受け取り方 |
|---|---|---|
| 退職一時金 | 退職時に会社からまとめて支払われる退職金 | 一括 |
| 企業年金 | 会社が従業員の老後のために設ける年金制度※確定給付企業年金・企業型確定拠出年金など | 分割※制度により一時金も可 |
退職一時金は、住宅の購入や教育費など、まとまった資金が必要な場面に充てやすいのが特徴です。税金の面でも、一定の条件のもとで退職所得控除が使えるため、給与として受け取る場合より負担が軽くなります。
企業年金は、退職後に年金として分割で受け取るのが基本ですが、制度によっては一時金として受け取れる場合もあります。
なお、退職金を受け取る際は「退職所得の受給に関する申告書」を勤務先に提出する必要があります。提出しないと退職所得控除が適用されず、退職金の全額に20.42%の所得税がかかります。確定申告で取り戻すことはできますが、手間がかかるため忘れずに提出しましょう。
自分の会社に退職金制度があるか、いくら程度になりそうかは、就業規則・退職金規程・企業年金規約で確認できます。退職前に人事や総務の担当部署へ確認しておくと安心です。
「自分の退職理由でも給付金はもらえる?」と気になった方へ
退職リトリートでは、あなたの状況に合わせて受け取れる給付金がどれかを一緒にチェックします! まずはお気軽にご相談ください。
【退職給付金一覧】退職後にもらえるお金9種類と受給条件
退職後にもらえるお金は、タイミングや状況によって受け取れる種類が異なります。
「離職中にもらえるもの」「再就職後にもらえるもの」「体調不良の方向けのもの」など、それぞれ目的や申請先が違うため、自分に当てはまる給付金を正しく把握することが大切です。
ここでは、退職給付金一覧として9種類の給付金について、受給条件・金額の目安・申請方法をわかりやすく解説します。
「自分はどれが対象なのか?」を確認しながら読み進めてみましょう。
①失業手当(基本手当)|いくらもらえる?条件と金額の目安
退職後にまず申請すべき給付金が、失業手当(基本手当)です。失業手当は「次の仕事を探している間の生活費」として、ハローワーク(公共職業安定所)から支給される給付金です。
退職後にもらえるお金の中でも最も基本となる制度で、雇用保険(在職中に給与から天引きされている保険)に一定期間加入していれば、自己都合・会社都合どちらの退職でも受給できます。
失業手当(失業保険)はいくらもらえるのか、まずは条件と金額の目安から確認しましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受給条件 | 退職前2年間に雇用保険の加入期間が12ヶ月以上あること ※会社都合退職は退職前1年間で6ヶ月以上 |
| 給付額の目安 | 退職前の月収の約45〜80% (年齢・賃金によって変動) |
| 給付日数 | ・自己都合:90〜150日 ・会社都合:90〜330日 (年齢・加入期間による) |
| 申請窓口 | お住まいの地域を管轄するハローワーク |
| 申請期限 | 離職日の翌日から1年以内 |
失業手当は、求職活動をしていることが受給の条件です。
4週間に1回ハローワークへ行き、「求職活動の実績」を報告して初めて支給されます。
働く意欲があり、次の仕事を探している方が対象のため、体調不良などですぐに働けない状態の場合は後述の「⑥傷病手当金」が対象になります。
【申請の流れ】
「まずどこに行けばいいか分からない」という方は、お住まいの地域のハローワークへ相談してみましょう。
参考:厚生労働省 – 雇用保険の基本手当(離職されたみなさまへ)
②再就職手当|早めに仕事が決まったらもらえる一時金
失業手当を受給中に早期に再就職が決まった方が受け取れるのが、再就職手当です。
失業手当の受給期間が残っている状態で就職が決まると、残りの日数分に応じた一時金が支給されます。
「早く就職するほど損」と思われがちですが、この制度によって早期再就職が金銭的にも有利になる仕組みになっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受給条件 | 失業手当の支給残日数が全体の3分の1以上残っている状態で再就職すること |
| 給付額の目安 | ・残日数が3分の2以上:基本手当日額 × 残日数 × 70% ・残日数が3分の1以上:基本手当日額 × 残日数 × 60% |
| 申請窓口 | お住まいの地域を管轄するハローワーク |
| 申請期限 | 再就職した日の翌日から1ヶ月以内 |
失業手当が「離職中」にもらえるのに対し、再就職手当は「再就職が決まったとき」にもらえる一時金です。
両方を同時に受け取ることはできませんが、失業手当の受給期間中に就職が決まれば、自動的に再就職手当の対象になります。
【申請の流れ】
参考:雇用保険受給資格者のみなさまへ 再就職手当のご案内PDF|厚生労働省
③就業促進定着手当|再就職後に給料が下がったときの補填
再就職手当を受け取った後、前職よりも給料が下がってしまった場合に追加でもらえるのが、就業促進定着手当です。
「給料が下がった分を一部補填してくれる制度」で、再就職手当とセットで活用できます。
転職によって一時的に年収が下がることは珍しくありません。
経済的な安心材料になるので、該当するケースかどうかぜひチェックしてみてください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受給条件 | 1. 再就職手当を受け取っていること 2. 再就職先に6ヶ月以上継続して勤務していること 3. 再就職後の給与が前職より低いこと |
| 給付額の目安 | (前職の賃金日額 − 再就職後の賃金日額)×6ヶ月間の出勤日数 ※上限あり |
| 申請窓口 | お住まいの地域を管轄するハローワーク |
| 申請期限 | 再就職から6ヶ月経過後の翌日から2ヶ月以内 |
就業促進定着手当は、再就職手当を受け取っていることが前提条件です。失業手当だけを受け取った場合や、再就職手当の対象にならなかった場合は申請できません。また、申請のタイミングが「再就職から6ヶ月後」と決まっているため、申し込み忘れに注意が必要です。
④教育訓練給付金|資格取得やスキルアップにかかる費用を国が補助
「退職を機にスキルアップしたい」「資格を取ってキャリアチェンジしたい」という方向けの給付金が、教育訓練給付金です。
厚生労働大臣が指定する講座を受講・修了した場合に、受講費用の一部が戻ってくる制度です。
在職中・離職中を問わず利用できるため、退職前から計画しておくことで、より多くの補助を受けられる場合があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受給条件 | 雇用保険の加入期間が1年以上(専門実践は2年以上)あること 離職後1年以内に受講を開始すること |
| 給付額の目安 | ・一般教育訓練:受講費用の20%(上限10万円) ・特定一般教育訓練:受講費用の50%(上限25万円) ・専門実践教育訓練: 受講費用の50%(年間上限40万円) +資格取得後に就職で+20%(年間上限16万円) +修了後の賃金が5%以上アップでさらに+10% 最大80%(年間上限64万円) |
| 申請窓口 | お住まいの地域を管轄するハローワーク |
| 申請期限 | 受講修了日の翌日から1ヶ月以内 |
教育訓練給付金は、在職中でも受け取れる唯一の給付金です。
失業手当との同時受給も可能なため、離職中に資格取得を目指す方にとって特に活用しやすい制度です。ただし、受講開始前にハローワークで事前手続きが必要なため、「受講してから申請しよう」では間に合わないケースがあります。
受講を検討する場合は、まずハローワークへ相談してみましょう。
⑤求職者支援制度|雇用保険に入っていなかった方の生活を支援
失業手当の受給条件を満たせない方向けの制度が、求職者支援制度(職業訓練受講給付金)です。
雇用保険に加入していなかった方や、加入期間が短くて失業手当をもらえない方でも、求職者支援訓練を受けながら月10万円の給付金を受け取れる可能性があります。
「パートやアルバイトで働いていたから失業保険の対象外かも…」という方もまずは確認してみましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受給条件 | ・雇用保険の受給資格がないこと ・本人収入:月8万円以下 ・世帯全体の収入:月30万円以下 ・出席率:原則8割以上 ※その他条件あり |
| 給付額の目安 | ・職業訓練受講手当:月10万円 ・通所手当(交通費):上限42,500円 ・寄宿手当:月10,700円 |
| 申請窓口 | お住まいの地域を管轄するハローワーク |
| 申請方法・期限 | 訓練受講中、月1回の申請が必要 |
求職者支援制度は、失業手当を受け取れない方のための制度です。
そのため、失業手当との同時受給はできません。雇用保険に加入していなかった方、加入期間が足りず受給資格がない方が対象になります。
また、訓練実施日には原則としてすべて出席する必要があり、欠席が続くと給付が止まる点にも注意が必要です。
⑥傷病手当金|体調を崩して退職した方が受け取れるお金
うつ病・適応障害・身体的な病気やケガなど、体調不良が原因で退職を考えている方に知ってほしい制度が、傷病手当金です。
病気やケガで働けない状態が4日以上続いた場合、在職中から退職後にわたって標準報酬月額の約3分の2を最長1年6ヶ月間受け取れます。「仕事がツラくて限界」という状況で退職する方にとって、特に重要な給付金です。
なお、この章で解説する「傷病手当金」は健康保険の制度です。名前がよく似た「⑦傷病手当」は雇用保険の制度で、支給元も条件も異なります。違いは次の章で解説します。
傷病手当金は、ハローワークではなく健康保険組合への申請が必要な点が他の給付金と大きく異なります。
また、退職後も継続して受け取るには「在職中に受給を開始していること」が条件です。
体調不良で退職を考えている方は、退職前に医療機関を受診し、在職中から申請の準備を進めておきましょう。
【注意点】
傷病手当金を受給中は、失業手当との同時受給はできません。
「すぐに働ける状態でない方」→傷病手当金
「求職活動ができる状態の方」→失業手当
状況に合わせて切り替えていく形になります。
「自分の場合はどちらが対象になるのか分からない」という方へ退職リトリートでは、受け取れる可能性のある給付金の情報提供や手続きの流れをご案内!
※実際の申請手続きはご本人様がハローワーク等で行っていただきます。
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⑦傷病手当(雇用保険)|求職の申込後に15日以上働けなくなったとき
失業手当の手続きをしたあとに体調を崩し、しばらく働けなくなってしまう。そのようなときに支給されるのが、雇用保険の傷病手当です。
⑥で解説した健康保険の「傷病手当金」とは、名前が似ていますが別の制度です。支給元も条件も異なります。
| 傷病手当(雇用保険) | 傷病手当金(健康保険) | |
|---|---|---|
| 支給元 | 雇用保険 | 健康保険 |
| 対象 | ハローワークで求職の申込をした後に、病気やケガで働けなくなった方 | 在職中に病気やケガで働けなくなった方 |
| 申請窓口 | ハローワーク | 健康保険組合・協会けんぽ |
| 支給額 | 失業手当の日額と同額 | 標準報酬月額の約3分の2 |
| 支給期間 | 働けない期間について、失業手当の所定給付日数の範囲内 | 支給開始日から通算で最長1年6ヶ月 |
失業手当は「働く意思と能力がある方」が対象のため、病気やケガで働けない期間は本来支給されません。傷病手当は、その期間の生活を支えるために、失業手当に代わって支給される制度です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受給条件 | ・失業手当の受給資格があること・ハローワークで求職の申込をした後に、病気やケガで15日以上続けて働けない状態になったこと |
| 給付額の目安 | 失業手当の日額と同額 |
| 申請窓口 | お住まいの地域を管轄するハローワーク |
| 申請期限 | 働けない状態がなくなった日の翌日から1ヶ月以内 |
働けない期間が14日以内であれば、傷病手当ではなく通常の失業手当が支給されます。15日以上続いた場合に、傷病手当の対象となります。
また、健康保険の傷病手当金や、労災保険の休業補償給付を受け取っている期間は、雇用保険の傷病手当を同時に受け取ることはできません。
なお、働けない期間が30日以上になる場合は、傷病手当を受け取る代わりに「受給期間の延長(失業手当を受け取れる期間そのものを最大3年延ばす手続き)」を申請する方法もあります。
どちらが有利かは状況によって変わるため、ハローワークで相談しましょう。
参考:傷病手当支給申請書|ハローワークインターネットサービス
⑧移転費・広域求職活動費|遠方へ引っ越して再就職する際の費用を補助
就職先が遠方にあり、引っ越しや交通費が必要になった場合に利用できるのが、移転費と広域求職活動費です。
ハローワークの紹介を通じて遠方の企業への就職・面接が決まった場合、その交通費や引っ越し費用の一部を受け取れます。
| 給付金の種類 | 内容 | 申請期限 |
|---|---|---|
| 移転費 | 就職のために引っ越しが必要な場合の交通費・引っ越し費用・着後手当 ・親族同行あり:76,000円 ・親族同行なし:38,000円 | 引っ越し日の翌日から1ヶ月以内 |
| 広域求職活動費 | ハローワーク紹介の企業(往復200km以上)へ面接に行く際の交通費・宿泊費(最大6泊分) | 求職活動終了日の翌日から10日以内 |
- 雇用保険の受給資格があること
- ハローワークや職業紹介機関からの紹介であること
- 就職先から費用が支給されていないこと
移転費・広域求職活動費は、失業手当との同時受給が可能です。
ただし、申請期限が非常に短い(10日〜1ヶ月以内)ため、対象となる状況になったらすぐに手続きを進めましょう。
参考:「広域求職活動費」 と 「移転費」 のご案内PDF|厚生労働省
⑨特例一時金|季節的な仕事など短期雇用で働いていた方向けの一時金
季節的な仕事など、1年未満の短期雇用で働いていた方が失業した場合に支給されるのが、特例一時金です。
スキー場や海の家など特定の季節に働く方、雇用期間が1年未満の仕事を繰り返している方が対象で、「短期雇用特例被保険者」として雇用保険に加入していた場合に受け取れます。
通常の失業手当が分割で支給されるのに対し、特例一時金はまとめて一括で支給される点が大きな違いです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受給条件 | 離職日以前の1年間に、雇用保険の被保険者期間が通算6ヶ月以上あること |
| 給付額の目安 | 基本手当日額の40日分(一時金) |
| 申請窓口 | お住まいの地域を管轄するハローワーク |
| 申請期限 | 離職日の翌日から6ヶ月以内 |
通常の失業手当のように4週間ごとの認定日に通う必要はなく、最初の失業認定を受けた後に一括で振り込まれます。
ただし、申請期限は離職日の翌日から6ヶ月以内で、1日でも過ぎると受け取れません。通常の失業手当(1年以内)より短いため、対象となる方は離職後すみやかに手続きを進めましょう。
なお、家事や学業に専念する方、すでに次の就職先が決まっている方は、就職する意思がないと判断され、原則として支給を受けられません。
参考:離職されたみなさまへ <特例一時金のご案内>PDF|厚生労働省
⑩未払賃金立替払制度|会社が倒産して給料が払われなかったときの保障
「会社が突然倒産して、最後の給料が払われなかった…」というケースで利用できるのが、未払賃金立替払制度です。
会社が倒産した際に未払いになった給料を、国(独立行政法人労働者健康安全機構)が代わりに立て替えて支払ってくれる制度です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受給条件 | ・会社が倒産していること(法的倒産または事実上の倒産) ・退職日の6ヶ月前〜2年以内に未払い賃金があること |
| 給付額の目安 | 未払い賃金の80% ※上限あり(年齢によって異なる) |
| 申請窓口 | 最寄りの労働基準監督署 |
| 申請期限 | 退職日の翌日から2年以内 |
この制度はハローワークではなく、労働基準監督署への申請が必要です。
また、他の給付金と異なり「会社の倒産」という特殊な状況を前提としているため、利用できるケースは限られます。会社が倒産して困っている方は、まず労働基準監督署または弁護士・社会保険労務士へ相談しましょう。
⑪高年齢求職者給付金|65歳以上で退職した方が受け取れる一時金
65歳以上で退職した方が受け取れるのが、高年齢求職者給付金です。
64歳までの方が受け取る失業手当にあたる制度で、65歳以上の方は失業手当ではなくこちらが対象になります。
失業手当が4週間ごとに分割で支給されるのに対し、高年齢求職者給付金は一時金として一括で支給される点が特徴です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受給条件 | ・65歳以上で離職したこと・離職日以前の1年間に、雇用保険の被保険者期間が通算6ヶ月以上あること・働く意思と能力があり、求職活動をしていること |
| 給付額の目安 | ・被保険者期間1年未満:基本手当日額の30日分・被保険者期間1年以上:基本手当日額の50日分 |
| 申請窓口 | お住まいの地域を管轄するハローワーク |
| 申請期限 | 離職日の翌日から1年以内 |
高年齢求職者給付金は、失業手当と違って年金と同時に受け取れます。失業手当を受給している間は老齢厚生年金が停止されますが、こちらにはその制限がありません。
また、受給の条件は失業手当より軽く、被保険者期間は6ヶ月以上あれば対象になります(失業手当は原則12ヶ月以上)。条件を満たせば、複数回受け取ることも可能です。
一方で、受け取れる日数は30日分または50日分と、失業手当(90〜330日)より少なくなります。
参考:離職されたみなさまへ <高年齢求職者給付金のご案内>PDF|厚生労働省
⑫技能習得手当(受講手当・通所手当)|職業訓練に通うときの補助
失業手当を受け取りながら職業訓練に通う場合、失業手当とは別に支給されるのが技能習得手当です。
ハローワークの指示で公共職業訓練を受ける方が対象で、訓練を受ける負担を軽くするための制度です。技能習得手当には、受講手当と通所手当の2つがあります。
| 種類 | 内容 | 支給額 |
|---|---|---|
| 受講手当 | 訓練を受けた日に支給される手当 | 日額500円(上限20,000円) |
| 通所手当 | 訓練施設に通うための交通費 | 月額上限42,500円 |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受給条件 | ・失業手当の受給資格があること・ハローワークの指示により公共職業訓練を受けること |
| 申請窓口 | お住まいの地域を管轄するハローワーク |
| 申請方法 | 訓練受講中、失業認定日にあわせて申請 |
技能習得手当は、失業手当に上乗せして受け取れます。訓練に通う日数分が加算されるため、訓練を受けながら生活を支えやすくなります。
ただし、受け取るにはハローワークの受講指示が必要です。自分で見つけた講座に申し込んでも対象にはなりません。訓練を検討する場合は、まずハローワークの職業相談を受けましょう。
なお、雇用保険を受給できない方が受ける求職者支援制度(⑤)にも、月額10万円の職業訓練受講手当と通所手当があります。名前は似ていますが、対象となる方が異なります。
参考:基本手当について(技能習得手当についての章)|ハローワークインターネットサービス
⑬寄宿手当|訓練のために同居の親族と離れて暮らすとき
職業訓練を受けるために引っ越しが必要になり、同居している家族と離れて暮らすことになった場合に支給されるのが寄宿手当です。
自宅から通えない場所で訓練を受ける方の、二重にかかる生活費の負担を軽くするための制度です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受給条件 | ・失業手当の受給資格があること・ハローワークの指示により公共職業訓練を受けること・訓練を受けるため、同居の親族と別居して寄宿すること |
| 給付額の目安 | 月額10,700円 |
| 申請窓口 | お住まいの地域を管轄するハローワーク |
| 申請方法 | 訓練受講中、失業認定日にあわせて申請 |
寄宿手当は、⑫技能習得手当と同じく、失業手当に上乗せして受け取れます。
対象になる場面は限られますが、遠方の訓練校に通う必要がある方にとっては負担を減らせる制度です。なお、家族と別居していない期間や、訓練を受けていない期間は支給されません。
希望する訓練校が自宅から通えない場所にある場合は、事前にハローワークで対象になるか確認しておきましょう。
参考:基本手当について(寄宿手当についての章)|ハローワークインターネットサービス
⑭訓練延長給付|給付日数が終わっても訓練中は失業手当が続く
失業手当の給付日数が終わっても、職業訓練を受けている間は支給が続く仕組みが訓練延長給付です。
「訓練の途中で失業手当が切れてしまい、生活が立ち行かなくなる」ということがないよう、訓練が終わるまで支給を延長する制度です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受給条件 | ・失業手当の受給資格があること・ハローワークの指示により公共職業訓練を受けること・訓練開始日の前日時点で、失業手当の支給残日数が一定以上あること |
| 延長される期間 | ・訓練を待っている期間:最長90日・訓練を受けている期間:訓練が終わるまで(最長2年)・訓練終了後:再就職が特に困難と認められた場合、最長30日 |
| 申請窓口 | お住まいの地域を管轄するハローワーク |
| 申請方法 | ハローワークの職業相談を受け、訓練の受講指示を受ける |
訓練延長給付は、新しくお金が支給される制度ではなく、失業手当の支給期間が延びる仕組みです。そのため、支給額は失業手当と同額です。
⑫技能習得手当や⑬寄宿手当は失業手当への上乗せですが、こちらは期間の延長という違いがあります。訓練を受ける場合、これら3つを同時に受けられるケースもあります。
なお、この制度を利用するにはハローワークの受講指示が必要です。自分で申し込んだ訓練は対象になりません。
14種類の退職給付金をすべて確認しましたが、「自分はどれが対象か分からない」と感じた方も多いのではないでしょうか。
退職給付金は制度ごとに申請先・条件・期限がそれぞれ異なるため、一人で把握しようとすると見落としが起きやすいのが実情です。
退職リトリートでは、社会保険労務士の監修のもと、受け取れる可能性のある給付金と申請の流れをLINEで無料でご案内します。
※申請手続きはご本人がハローワーク・健康保険組合で行っていただきます。
※支給の可否と金額は、各機関の審査により決定されます。
退職給付金はどこに申請する?申請先と手続きの流れ
退職給付金はどこに申請するのか、いつまでに、何を持っていけばよいのか。給付金を受け取るためには、この3つを正しく把握することが大切です。
申請先や必要書類は給付金の種類によって異なるため、「とりあえずハローワークへ行けばOK」というわけではありません。
ここでは、申請先ごとの手続き方法・退職前にやっておくこと・必要書類・よくある失敗まで、流れを追って解説します。退職前にひと通り確認して、受給できるお金を逃すリスクを大きく減らしましょう。
退職後にハローワークで手続きする主な給付金
退職後にもらえる給付金のうち、多くはハローワーク(公共職業安定所)で手続きします。
ハローワークで申請できる主な給付金は以下の通りです。
<ハローワークで申請できる主な給付金>
| 給付金の種類 | 申請タイミング |
|---|---|
| 失業手当(基本手当) | 退職後、離職票が届き次第すみやかに申請 |
| 再就職手当 | 再就職が決まった日の翌日から1ヶ月以内 |
| 就業促進定着手当 | 再就職から6ヶ月経過後の翌日から2ヶ月以内 |
| 教育訓練給付金 | 受講修了日の翌日から1ヶ月以内 ※受講前の事前手続きも必要 |
| 求職者支援制度 | 訓練開始前にハローワークで申し込み |
| 傷病手当(雇用保険) | 働けない状態がなくなった日の翌日から1ヶ月以内 |
| 移転費・広域求職活動費 | 引っ越し・求職活動終了後すぐに申請 ※期限が短いため注意 |
| 特例一時金 | 離職日の翌日から6ヶ月以内 ※通常の失業手当より期限が短い |
| 高年齢求職者給付金 | 退職後、すみやかに申請 |
| 技能習得手当・寄宿手当 | 訓練受講中、失業認定日にあわせて申請 |
| 訓練延長給付 | 訓練開始前にハローワークの受講指示を受ける |
<ハローワークでの基本的な手続きの流れ>
初回の手続きには通常2〜3時間程度かかります。
できるだけスムーズに進めるため、事前に必要書類をそろえておきましょう。
また、2025年からはオンラインで対応できる手続きの範囲も拡大されており、一部は自宅から申請できるようになっています。なお、以下の給付金はハローワーク以外への申請が必要です。申請先を間違えると手続きが遅れることがあるため、注意しておきましょう。
<ハローワーク以外で申請が必要な給付金>
| 給付金の種類 | 申請先 |
|---|---|
| 傷病手当金 | 加入している健康保険組合(協会けんぽ・組合健保など) |
| 未払賃金立替払制度 | 最寄りの労働基準監督署 |
退職前にやっておくこと
給付金の手続きをスムーズに進めるためには、退職前の準備が非常に重要です。
退職後に「書類が足りない」「期限が過ぎていた」とならないよう、退職が決まった時点から少しずつでも準備を始めておきましょう。
退職前にやっておくことで、受給できるお金を逃すリスクを大きく減らせます。
① 離職票の発行を会社に依頼する
離職票は失業手当の申請に必ず必要な書類ですが、会社によっては発行までに時間がかかる場合があります。退職日が決まった段階で、会社の人事担当者に早めに発行を依頼しましょう。
② 雇用保険の加入期間を確認する
雇用保険の加入期間によって、受け取れる給付金の種類や支給日数が変わります。
自分の加入期間は、給与明細や雇用保険被保険者証で確認できます。
③ 体調不良がある場合は医療機関を受診する
うつ病・適応障害・身体的な病気やケガがある場合は、退職前に主治医を受診し、診断書を取得しておきましょう。
傷病手当金は「在職中に受給を開始していること」が退職後の継続受給の条件になるため、退職後に受診しても対象外になることがあります。
④ 退職日のタイミングを確認する
雇用保険の加入期間が「11ヶ月と29日」の場合、あと1日在職すれば12ヶ月となり、自己都合退職でも失業手当の受給対象になります。退職日を決める前に、加入期間をきちんと確認しておくことで、受給できる金額が変わることがあります。
⑤ 受け取れる給付金の組み合わせを事前に確認する
失業手当・傷病手当金・教育訓練給付金など、給付金によって同時に受け取れるものとできないものがあります。
「どの順番で申請すればいいか分からない」という場合は、ハローワークや専門家へ相談してみましょう。
退職前にやっておくべき手続きと準備をチェック

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手続きから失業手当受給までの流れ
ここでは、「実際にどんな手順で進めればいいの?」と感じている方のために、失業手当の受給までの流れを順番に整理します。退職後に最初に取り組むべき手続きはハローワークへの求職申し込みです。
ここをスタート地点として、以下のステップで進めていきましょう。
目安期間:退職後10日〜2週間程度
離職票が届いたらすみやかに手続きを行いましょう。
求職申し込みから7日間は、いかなる場合も待期期間となります。
待期期間終了後、給付制限期間として1ヶ月の待機が必要です。
なお、5年以内に2回を超える(3回目以降の)自己都合退職の場合は3ヶ月となります。会社都合退職の場合、このステップは不要です。
ハローワークから案内が届きます。指定された日時に必ず参加しましょう。
以降、4週ごとに繰り返し認定日が設定されます。忘れずに足を運びましょう。
認定日ごとに求職活動の実績を報告し、失業状態であることの認定を受けます。
認定日から約1週間後に指定口座へ振り込まれます。
※ステップ4:給付制限期間とは、自己都合退職の場合に設けられる「すぐには給付が始まらない待機期間」のことです。2025年4月の改正により、これまでの2ヶ月から1ヶ月に短縮されました。
参照:Q&A~労働者の皆様へ(基本手当、再就職手当)~:該当箇所 Q8|厚生労働省
会社都合退職の場合は給付制限期間がなく、待期期間(7日間)が終わればすぐに受給が始まります。
自己都合か会社都合かによって受給開始のタイミングが変わるため、退職理由の確認は重要なチェックポイントです。
申請に必要な書類一覧
給付金の申請でよくあるトラブルが、「書類が足りなくてその日に手続きできなかった」というケースです。
申請に必要な書類は給付金の種類によって異なりますが、まずは共通して必要な基本書類を退職前にそろえておくことが大切です
【失業手当(ハローワーク申請)に必要な書類】
| 書類名 | 入手先 | 備考 |
|---|---|---|
| 離職票(1・2) | 会社から発行 | 退職後に郵送されることが多い |
| 雇用保険被保険者証 | 会社から受け取る or 手元にある場合も | 紛失した場合はハローワークで再発行可 |
| マイナンバーカード or 通知カード+身分証 | 自分で用意 | 本人確認書類として必要 |
| 証明写真(2枚) | 自分で用意 | 縦3cm×横2.5cm |
| 印鑑 | 自分で用意 | 認印でOK |
| 預金通帳 or キャッシュカード | 自分で用意 | 振込先口座として必要 |
【傷病手当金(健康保険組合申請)に追加で必要な書類】
| 書類名 | 入手先 |
|---|---|
| 傷病手当金支給申請書 | 健康保険組合から入手 |
| 医師の意見書 (主治医に記入依頼) | 受診している医療機関 |
| 事業主の証明欄 (会社に記入依頼) | 勤務先の人事部門 |
【教育訓練給付金(ハローワーク申請)に追加で必要な書類】
| 書類名 | 入手先 |
|---|---|
| 教育訓練給付金支給申請書 | ハローワークまたは受講機関 |
| 受講修了証明書 | 受講した教育機関 |
| 領収書 | 受講した教育機関 |
書類の準備が整ったら、申請期限も必ず確認しておきましょう。
期限を過ぎると条件を満たしていても受給できなくなる場合があります。
よくある漏れ・失敗チェックリスト
退職給付金の手続きで「知らなかった」「うっかり忘れた」というケースは少なくありません。
本来もらえるはずのお金を逃すリスクを予防するために、以下のチェックリストで事前に確認しておきましょう。
退職前・退職後それぞれのタイミングで確認してみてください。
【退職前のチェックリスト】
- 雇用保険の加入期間が12ヶ月以上あるか確認した(自己都合退職の場合)
- 会社に離職票の早期発行を依頼した
- 体調不良がある場合、退職前に医療機関を受診した
- 傷病手当金を受け取る場合、在職中に受給を開始しているか確認した
- 退職日のタイミングが雇用保険の加入期間に影響しないか確認した
- 教育訓練給付金を使う予定がある場合、受講前にハローワークで事前手続きをした
【退職後のチェックリスト】
- 離職票が届いたらすぐにハローワークへ手続きに行った
- 求職活動の実績を記録・管理している
- 認定日のスケジュールをカレンダーに記録した
- 申請期限(失業手当:離職後1年以内 / 傷病手当金:退職後2年以内)を確認した
- 再就職が決まったら、すぐに再就職手当の申請手続きを確認した
- 複数の給付金を受け取る場合、申請の順番・同時受給の可否を確認した
【注意点】
「離職票がなかなか届かない」という場合でも、申請期限(離職後1年以内)は変わりません。離職票の発行が遅れている場合は、会社の人事担当者にすぐ連絡するか、ハローワークに相談しましょう。
「チェックリストを見ても自分のケースがよく分からない」という方は、一人で悩まずにまず相談してみましょう。
退職リトリートでは、受け取れる給付金の確認から手続きのサポートまで、LINEで無料相談を受け付けています。
同時に受け取れる給付金・受け取れない給付金【早見表】
複数の給付金を受け取れる場合でも、すべてを同時に受け取れるわけではありません。
たとえば、病気やケガで働けない方を支える傷病手当金と、働ける状態で仕事を探している方を支える失業手当は、対象となる状態が正反対のため同時には受け取れません。一方で、目的が異なる制度どうしであれば、組み合わせて受け取れるケースもあります。
ここでは、どの給付金が同時に受け取れて、どれが受け取れないのかを一覧で確認します。
主な給付金の併給可否 早見表
失業手当を軸に、主な給付金の組み合わせを整理すると以下のとおりです。
| 組み合わせ | 可否 | 理由 |
|---|---|---|
| 失業手当 × 再就職手当 | × | 再就職すると失業状態ではなくなるため |
| 失業手当 × 就業促進定着手当 | × | 再就職手当を受けた方が対象のため |
| 失業手当 × 教育訓練給付金 | ○ | 生活支援とスキルアップで目的が異なるため |
| 失業手当 × 技能習得手当・寄宿手当 | ○ | 訓練に通う費用への上乗せのため |
| 失業手当 × 移転費・広域求職活動費 | ○ | 求職活動にかかる実費の補助のため |
| 失業手当 × 傷病手当(雇用保険) | × | 働けない期間は失業手当に代えて支給されるため |
| 失業手当 × 傷病手当金(健康保険) | × | 「働ける状態」と「働けない状態」で条件が正反対のため |
| 失業手当 × 求職者支援制度 | × | 失業手当を受け取れない方が対象のため |
| 失業手当 × 訓練延長給付 | ー | 失業手当の支給期間を延ばす仕組みのため |
| 失業手当 × 老齢厚生年金 | × | 生活保障という目的が重なるため(受給中は年金が停止) |
| 再就職手当 × 就業促進定着手当 | ○ | 再就職手当を受けた方が対象のため |
| 再就職手当 × 教育訓練給付金 | ○ | 目的が異なるため |
| 高年齢求職者給付金 × 老齢厚生年金 | ○ | 65歳以上の一時金は年金と併給できるため |
※○が付いている場合でも、支給残日数や過去の受給歴、訓練の受講状況などによって受け取れないケースがあります。実際に受け取れるかどうかは、ハローワークや健康保険組合でご確認ください。
申請の順番で受給できる期間が変わるケース
同時には受け取れない給付金でも、申請する順番を工夫することで、支援が途切れずに続くケースがあります。
たとえば体調を崩して退職した場合、先に傷病手当金を受け取り、回復してから失業手当に切り替えるのが基本的な流れです。順番を間違えると、本来受け取れたはずの制度が対象外になることもあります。
ここでは、代表的な2つのパターンを紹介します。
【パターン①:求職活動をしながらスキルアップしたい方向け】
在職中に傷病手当金の受給を開始
活用する制度:失業手当|まずはハローワークで手続きを行いましょう。
活用する制度:訓練延長給付|給付期間を最大2年まで延ばすことができます。
活用する制度:専門実践教育訓練給付金|受講費用の最大80%が戻ってきます。
活用する制度:再就職手当|残日数に応じた一時金を受け取ることができます。
【パターン②:体調不良が理由で退職する方向け】
活用する制度:傷病手当金|退職後も最長1年6ヶ月の継続受給が可能です。在職中に受給を開始しておくことが継続受給の条件となります。
活用する制度:失業手当|傷病手当金と失業手当は同時受給不可のため、体調が回復してから切り替えましょう。
活用する制度:職業訓練・教育訓練給付金|再就職に向けて並行して活用できます。
傷病手当金は健康保険から支給される制度のため、失業手当(雇用保険)とは別制度です。
ただし、両方を同時に受け取ることはできないため、切り替えのタイミングが重要になります。
どの順番で申請するのが適切かは、退職理由・体調・雇用保険の加入期間によって変わります。
「自分の場合はどう進めればいいか分からない」という方は、一人で判断せず、ハローワークや専門家に相談してみましょう。
【自分はどの順番で申請すればいい?」と迷った方へ】
退職リトリートでは、社会保険労務士の監修のもと、受け取れる可能性のある給付金と申請の順番をご案内します。
※申請手続きはご本人がハローワーク・健康保険組合で行っていただきます。
※支給の可否と金額は、各機関の審査により決定されます。
退職後にもらえる給付の受給期間は?制度別の支給期間を解説
「退職後にもらえるお金って、いつまで続くの?」と気になる方もいるのではないでしょうか。
結論からいうと、受給期間は制度ごとに異なり、複数の制度を組み合わせることで受給できる期間を延ばせる場合があります。
ここでは、失業手当を中心に、受給期間に関わる制度の仕組みをわかりやすく解説します。
「自分はどのくらいの期間もらえるのか」事前に確認したい方は、一緒にチェックしてみましょう。
給付期間が延びる仕組み「訓練延長給付」とは?
「失業保険が通常より長くもらえる」という話を聞いたことがある方もいるかもしれません。
これは「訓練延長給付」という制度を活用した場合に起こりうるケースです。
通常、失業手当(基本手当)の支給期間は最長330日(約11ヶ月)です。
しかし、ハローワークの指示によって公共職業訓練を受講すると、訓練期間中は給付期間が延長される仕組みがあります。
たとえば、2年間の訓練コースへの受講指示を受けた場合、訓練期間中も継続して失業手当を受け取れるため、通常の支給期間と比べて長い期間の受給が可能になるケースがあります。
なお、訓練延長給付の詳しい条件は「⑭訓練延長給付」で解説しています。
就職に直結するスキルを身につけながら給付金を受け取れる点は、キャリアチェンジを考えている方にとっても活用しやすい制度です。
※実際の受給期間は、受講開始時点の残日数・訓練コースの期間・個人の状況によって異なります。
ただし、この制度を利用するには「ハローワークの職業相談を受け、受講指示を受けること」が前提条件です。
自分で勝手に訓練に申し込んでも対象にはならないため、まずはハローワークに相談することから始めましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 制度名 | 訓練延長給付 |
| 延長の条件 | ハローワークの職業相談で、訓練受講が適当と認められること |
| 受講中の条件 | 訓練の出席率80%以上を維持すること |
| 最大受給期間 | 訓練を待っている期間(最長90日) +訓練期間中(最長2年間) +終了後最大30日 |
| 対象訓練の例 | IT・介護・医療事務・製造技術など、需要の高い職種の公共職業訓練コース |
退職給付金の条件|退職理由・勤続年数・年齢による違い
「自分はどのくらいの日数もらえるの?」という疑問は、退職を考えている多くの方が感じることですよね。
結論からいうと、失業手当の支給日数は退職理由・雇用保険の加入期間・年齢3つの条件によって決まります。
まず、受給するために必要な加入期間は以下の通りです。
| 退職理由 | 必要な雇用保険の加入期間 |
|---|---|
| 自己都合退職 | 退職前2年間で12ヶ月以上 |
| 会社都合退職 (解雇・倒産など) | 退職前1年間で6ヶ月以上 |
次に、年齢と加入期間による支給日数の違いをまとめます。
<自己都合退職の場合>
| 加入期間 | 支給日数 |
|---|---|
| 1年以上10年未満 | 90日 |
| 10年以上20年未満 | 120日 |
| 20年以上 | 150日 |
<会社都合退職(特定受給資格者・特定理由離職者)の場合>
| 年齢 | 1年未満 | 1〜5年 | 5〜10年 | 10〜20年 | 20年以上 |
|---|---|---|---|---|---|
| 30歳未満 | 90日 | 90日 | 120日 | 180日 | ― |
| 30〜34歳 | 90日 | 120日 | 180日 | 210日 | 240日 |
| 35〜44歳 | 90日 | 150日 | 180日 | 240日 | 270日 |
| 45〜59歳 | 90日 | 180日 | 240日 | 270日 | 330日 |
| 60〜64歳 | 90日 | 150日 | 180日 | 210日 | 240日 |
※障害者など就職が特に困難な方(就職困難者)は、45歳未満で150〜300日、45歳以上で360日が支給されます。
給付金額は、退職前6ヶ月間の賃金をもとに算出した「賃金日額(1日あたりの賃金)」の45〜80%が支給されます。
給付率は年齢と賃金日額によって異なり、賃金が低いほど高い給付率が適用される仕組みです。なお、60〜64歳の方は下限が45%となります。
※基本手当日額の上限は毎年8月1日に改定されます。
最新の金額はハローワークまたは厚生労働省の公式サイトでご確認ください。
参照:厚生労働省 – 離職されたみなさまへ
教育訓練給付金では給付日数は延びない|混同しやすい制度の違い
「教育訓練給付金を使えば失業手当が長くもらえる」と思っていませんか。
結論からいうと、教育訓練給付金は失業手当の給付日数を延ばす制度ではありません。受講費用の一部が戻ってくる制度で、失業手当とは目的が別のものです。
給付日数そのものが延びるのは、前の章で解説した「訓練延長給付」です。似たような場面で使われる制度ですが、仕組みが異なるため整理しておきましょう。
| 制度 | 何が受け取れるか | 給付日数への影響 |
|---|---|---|
| 教育訓練給付金 | 受講費用の20〜80% | 延びない |
| 訓練延長給付 | 失業手当(延長分) | 訓練が終わるまで延びる |
| 教育訓練支援給付金 | 失業手当の日額の60%相当 | 失業手当とは別枠で支給 |
教育訓練給付金とは、厚生労働大臣が指定する講座を受講・修了した場合に、受講費用の一部が支給される制度です。訓練の種類によって支給率が異なります。
| 訓練の種類 | 支給率 | 上限額 |
|---|---|---|
| 一般教育訓練 | 受講費用の20% | 上限10万円 |
| 特定一般教育訓練 | 受講費用の40% | 上限20万円 |
| 専門実践教育訓練 | 受講費用の50% | 年間上限40万円(最長3年間) ※資格取得・就職で追加20% |
さらに、専門実践教育訓練を受講している期間中、失業手当が受け取れない場合でも「教育訓練支援給付金」として基本手当(失業手当の1日あたりの金額)の60%相当額を受給できるケースがあります。対象は受講開始時に45歳未満で離職している方などに限られます。
※令和9年(2027年)3月31日までに受講を開始した場合が対象の時限措置です。
参照:
・ハローワークインターネットサービス – 教育訓練給付金
・厚生労働省 – 雇用保険法等の一部を改正する法律等の概要
看護師・保育士・調理師・美容師などの資格取得講座、ITスキル・プログラミング講座、介護・医療系の専門資格講座など
キャリアチェンジや資格取得を考えている方にとって、費用面での負担を大きく軽減できる制度です。
ただし、受講を始める前にハローワークで事前手続きが必要になります。「受講してから申請しよう」と思っていると、給付金の対象にならないケースがあるので注意しましょう。受講を検討する際は、まずハローワークへ相談することをおすすめします
退職後にもらえるお金の金額目安と計算の考え方
「結局、自分はいくらもらえるの?」と気になっていませんか。退職給付金はいくらもらえるのか、その金額は退職理由・年齢・賃金・雇用保険の加入期間によって人それぞれ異なります。
ただし、計算の仕組みを知っておけば、おおよその目安をつかむことはできます。
ここでは、失業手当の1日あたりの金額の決まり方から、月収・年齢別のシミュレーション例まで、計算の考え方をわかりやすく解説します。
失業手当の基本手当日額|年齢別の上限額・下限額
失業手当の1日あたりの支給額を「基本手当日額」といいます。この金額が、失業手当だけでなく再就職手当や特例一時金などの計算の基礎にもなります。基本手当日額は、次の手順で計算します。
【計算式】
① 賃金日額 = 退職前6ヶ月の賃金合計(賞与を除く)÷ 180
② 基本手当日額 = 賃金日額 × 給付率(45〜80%)
給付率は年齢と賃金日額によって決まり、賃金が低い方ほど高い給付率が適用されます。生活への影響が大きい方を手厚く支える仕組みです。
ただし、賃金が高ければいくらでも増えるわけではなく、年齢ごとに上限額が定められています。
<基本手当日額の上限額>
| 年齢 | 上限額 |
|---|---|
| 29歳以下 | 7,255円 |
| 30〜44歳 | 8,055円 |
| 45〜59歳 | 8,870円 |
| 60〜64歳 | 7,623円 |
下限額は全年齢共通で2,411円です。
なお、上限額・下限額は毎年8月1日に見直されます。最新の金額は、ハローワークまたは厚生労働省の公式サイトでご確認ください。
月収別・年齢別の受給シミュレーション
「具体的な金額イメージが知りたい」という方のために、条件別のシミュレーション例をご紹介します。
結論からいうと、月収・年齢・退職理由・活用する制度の組み合わせによって、受給総額は大きく変わります。
【計算例①月収30万円・35歳・勤続15年・会社都合退職】
計算前提
- 基本手当日額6,750円(賃金日額約9,863円・給付率約68%で試算)
- 支給日数240日(35〜44歳・加入10〜20年・会社都合)
- 再就職手当は受給90日後に再就職・残150日・給付率70%で試算
| 給付金の種類 | 計算式 | 参考金額 |
|---|---|---|
| 失業手当 | 6,750円 × 90日 | 約61万円 |
| 再就職手当 | 6,750円×残150日× 70% | 約71万円 |
| 合計(参考値) | ― | 約132万円 |
【計算例②月収25万円・28歳・勤続5年・自己都合退職】
計算前提
- 基本手当日額5,625円(賃金日額約8,219円・給付率約68%で試算)
- 支給日数90日(加入5〜10年・自己都合)
- 訓練延長給付は訓練受講により追加150日分で試算
- 教育訓練給付金は特定一般教育訓練(給付率最大50%・上限25万円)で試算
| 給付金の種類 | 計算式 | 参考金額 |
|---|---|---|
| 失業手当 | 5,625円 × 90日 | 約51万円 |
| 訓練延長給付 | 5,625円 × 延長150日分 | 約84万円 |
| 教育訓練給付金 | 受講費用の最大50%(上限25万円) | 約20万円 |
| 合計(参考値) | ― | 約155万円 |
これらの金額例は厚生労働省公式資料(2025年8月改定)に記載された基準・日額・給付率・支給日数等によって概算した参考シミュレーションとなります。実際の受給額は年齢、離職理由、雇用保険の加入期間、退職区分、再就職日など個別の条件により異なりますので、詳細はハローワーク等でご確認ください。
再就職手当はいくら?受給残日数別の計算例
「早く再就職すると損をする」と思っていませんか。
実は、失業手当の受給期間中に早めに再就職が決まると、残りの日数分に応じた一時金(再就職手当)を受け取れます。金額は、失業手当がどれだけ残っているかで決まります。具体例をもとに確認してみましょう。
【再就職手当の計算式】
| 支給残日数 | 支給額の計算式 |
|---|---|
| 残日数が全体の3分の2以上 | 基本手当日額 × 支給残日数 × 70% |
| 残日数が全体の3分の1以上 | 基本手当日額 × 支給残日数 × 60% |
【計算例】
基本手当日額8,370円・支給残日数200日の場合 → 8,370円 × 200日 × 70% = 約117万円
基本手当日額6,000円・支給残日数60日の場合→ 6,000円 × 60日 × 60% = 約21万円
さらに、再就職先の給与が前職より低かった場合は「就業促進定着手当」も受け取れるため、これらを合算すると受給総額がより大きくなる可能性があります。
受給するには以下の条件をすべて満たす必要があります。
<再就職手当 受給の条件>
- 待期期間(7日間)および給付制限期間が終了していること
- 就職日の前日時点で支給残日数が全体の3分の1以上残っていること
- 再就職先が雇用保険の適用事業所であること
- 1年以上の継続雇用が見込まれること
- 離職前の会社への再就職でないこと
「なるべく早く動いた方が有利」な制度のため、再就職が決まったらすみやかにハローワークへ申請しましょう。
参考:雇用保険受給資格者のみなさまへ 再就職手当のご案内PDF|厚生労働省
「自分の場合はいくらになるのか」を知りたい方へ
退職リトリートでは、社会保険労務士の監修のもと、受け取れる可能性のある給付金と金額の目安をご案内します。
※金額は制度上の目安です。支給の可否と金額は、ハローワーク等の審査により決定されます。
※申請手続きはご本人が行っていただきます。
退職前後に確認したい主な支援制度
給付金の中には退職前から準備・申請しておかなければ受け取れないものがあります。
ここでは、退職を考えている方が事前に知っておきたい支援制度と、退職日のタイミング調整による影響について解説します。「まだ退職前だから関係ない」と後回しにせず、今の時点で確認しておくことが大切です。
在職中でも申請できる給付金制度の種類
「給付金は退職してから申請するもの」だと思っていませんか?
給付金の中には在職中から申請・準備できるものがあり、退職前に動いておくことで受給できる金額が変わる場合があります。
| 制度名 | 在職中にできること | ポイント |
|---|---|---|
| 傷病手当金 | 在職中から受給を開始できる | 在職中に受給を開始していれば、退職後も最長1年6ヶ月継続受給が可能 |
| 教育訓練給付金 | 在職中から対象講座を受講できる | 離職後1年以内であれば退職後も申請可能。受講前のハローワーク事前手続きが必要 |
特に、うつ病・適応障害・身体的な病気やケガなど、体調不良が理由で退職を考えている方は傷病手当金の準備が重要です。傷病手当金とは、病気やケガで働けない状態が4日以上続いた場合に、標準報酬月額の約3分の2が最長1年6ヶ月間支給される制度です。
ただし、退職後から新たに受給を始めることはできません。
在職中に受給を開始していることが、退職後も継続して受け取るための条件です。
「体調が辛い」と感じたら、退職を決める前にまず医療機関を受診し、在職中に申請の準備を始めておきましょう。
傷病手当金を退職後も受け取る3つの条件|資格喪失後の継続給付
傷病手当金は、退職後も引き続き受け取れる場合があります。これを「資格喪失後の継続給付」といいます。
ただし、退職後に新たに申請を始めることはできません。次の3つの条件をすべて満たしている必要があります。
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| ①健康保険の加入期間 | 退職日までに、健康保険の被保険者期間が継続して1年以上あること |
| ②退職時点で受給中 | 退職日までに傷病手当金の受給を開始している、または受給できる状態にあること |
| ③退職日に出勤していない | 退職日に出勤すると「働ける状態」とみなされ、退職後の継続給付が受けられなくなる |
特に③は見落としやすい条件です。最終出社日と退職日が別の場合、退職日は欠勤扱いにしておく必要があります。挨拶や私物の整理で出社した場合も、出勤とみなされることがあるため注意しましょう。
条件を確認したら、退職前に以下の流れで準備を進めます。
【傷病手当金申請の流れ】
気になった時点ですぐに受診しましょう。
受診時に相談し、傷病手当金の申請に必要な診断書を依頼しましょう。
受診後、なるべく早く人事部門へ連絡し、手続きをスムーズに進めましょう。
書類がそろい次第、速やかに健康保険組合へ提出しましょう。
退職予定日の2週間前までに確認・手続きを済ませておくことが重要です。
【申請に必要な書類】
| 書類名 | 記入・発行する人 |
|---|---|
| 傷病手当金支給申請書 | 本人が記入 |
| 医師の意見書 | 主治医が記入(労務不能である旨を明記してもらう) |
| 事業主の証明書 | 会社(人事担当者)が記入 |
特に医師の意見書では、「労務不能(働ける状態にない)」であることを明確に記載してもらうことが重要です。
記載内容が曖昧だと、審査で支給が認められないケースがあります。
退職予定日の調整で給付金額が変わる可能性がある?
退職日によって、受け取れる給付金の総額や社会保険料の負担が変わるケースがあります。
以下のポイントを退職前に確認しておきましょう。
【退職日調整のチェックポイント】
| 確認ポイント | 内容 | なぜ重要か |
|---|---|---|
| 雇用保険の加入期間 | 自己都合退職は12ヶ月以上の加入が必要 | 「11ヶ月29日」ならあと1日在職すれば受給対象になる |
| 傷病手当金受給中の退職日 | 退職日は必ず欠勤扱いにする | 退職日に出勤すると退職後の継続受給ができなくなる |
| 月末退職と月途中退職 | 月末日に退職すると社会保険料が1ヶ月分余分にかかる | 月末の前日退職で社会保険料を1ヶ月分節約できる場合がある |
| 賞与の支給タイミング | 賞与支給後に退職するかどうかを確認する | 賞与受給後の退職で手取り額が増える場合がある |
たとえば、雇用保険の加入期間が「11ヶ月29日」の場合、あと1日在職するだけで12ヶ月の条件を満たし、自己都合退職でも失業手当を受給できるようになります。
逆に、この確認を怠ると、本来もらえるはずの失業手当を丸ごと受け取れなくなります。
ただし、これらの調整には雇用保険・健康保険・社会保険料の仕組みを正しく理解したうえで判断する必要があります。
「自分の退職日はいつが最適か分からない」という方は、一人で判断せず専門家に相談してみましょう。
【「自分の退職日はいつがいい?」と迷った方へ】
退職リトリートでは、社会保険労務士の監修のもと、退職日によって受け取れる給付金がどう変わるかをご案内します。
※申請手続きはご本人がハローワーク・健康保険組合で行っていただきます。
※支給の可否と金額は、各機関の審査により決定されます。
退職給付金を申請する前に知っておきたい注意点
給付金は「申請すれば自動的にもらえる」というものではなく、受給中のルールや申請タイミングを誤ると、給付が止まったり受給額が大きく減ったりすることがあります。
ここでは、申請前に把握しておきたい注意点を3つに絞って解説します。
「手続きしたのに受給できなかった」「思ったより手元に残らなかった」とならないよう、事前にしっかり確認しておきましょう。
給付金受給中にやってはいけないこと
給付金は種類ごとに受給中のルールが定められており、違反すると給付停止や返還請求のリスクがあります。
「受給中は何をしても大丈夫!」と考えず、事前にしっかり見ておきましょう。
【失業手当(基本手当)受給中の注意点】
| やってはいけないこと | 詳細・理由 |
|---|---|
| 週20時間以上のアルバイト・就労をする | 就職とみなされ、失業手当が停止される場合がある |
| アルバイトなどで収入があった日を報告しない | 不正受給とみなされ、給付停止・返還請求のリスクがある |
| 認定日にハローワークへ行かない | その認定期間分の給付が受けられなくなる |
| 虚偽の求職活動実績を報告する | 不正受給として給付停止・返還請求の対象になる |
| 事前相談なしに15日以上海外へ出国する | 失業状態でないとみなされ、受給資格を失う場合がある |
【傷病手当金受給中の注意点】
| やってはいけないこと | 詳細・理由 |
|---|---|
| 主治医が「労務可能」と判断したのに申請を続ける | 受給要件を満たさなくなるため給付が停止される |
| 他に収入が発生したのに健康保険組合へ報告しない | 支給額の調整対象になる場合がある |
疑問が生じたら自己判断せず、必ず事前に担当窓口へ相談しましょう。
後から不正受給が発覚した場合、受け取った金額の全額返還を求められるリスクもあります。
申請のタイミングを間違えると損する理由
給付金は申請のタイミングや順序を間違えると、本来受け取れるはずの金額を受け取れなくなる場合があります。
特に注意が必要なケースを以下にまとめたので、しっかり確認しましょう。
| よくある失敗パターン | 何が起きるか | 対策 |
|---|---|---|
| 離職票が届いてもすぐに手続きしない | 手続きが遅れた日数分、受給開始が後ろ倒しになる | 届いたらすみやかにハローワークへ |
| 傷病手当金の受給中に失業手当を申請する | 傷病手当金の受給が停止される場合がある | 回復後に切り替えタイミングを専門家に確認する |
| 再就職手当の申請を忘れる・遅れる | 就職日の翌日から1ヶ月以内の期限を過ぎると受給できない | 再就職が決まったらすぐに申請準備を開始する |
| 受給期間の後半に再就職する | 支給残日数が少なく、再就職手当の支給額が大幅に減少する | 受給期間の前半〜中盤での再就職が金銭的に有利 |
| 教育訓練給付金の事前手続きを忘れる | 受講開始後の申請では対象外になる | 受講前にハローワークで必ず事前手続きを済ませる |
| 特例一時金の申請が6ヶ月を過ぎる | 期限を1日でも過ぎると受け取れない | 通常の失業手当(1年以内)より期限が短い点に注意 |
たとえば、失業手当の支給残日数が全体の3分の2以上ある時期に再就職が決まれば再就職手当は「残日数×70%」ですが、3分の1を下回ると「残日数×60%」になります。なお、支給残日数が3分の1を下回ると、再就職手当そのものが受け取れなくなります。
受給期間の後半は残日数自体も少ないため、受け取れる金額は大きく下がることも多いです。
複数の給付金を受け取る場合、申請の順序と切り替えのタイミングが受け取れる金額を左右します。「どの順番で手続きすればいいか分からない」という方は、ハローワークや専門家へ相談しましょう。
退職リトリートでは、退職日のタイミングから給付金の受取額まで、
あなたの状況に合わせてLINEで無料相談を受け付けています。
税金や社会保険料の負担について
退職後も税金や社会保険料の支払いは続きます。
給付金だけを見て生活設計を立てると手元資金が不足する場合があります。
退職後の生活費を確保するために、事前に確認しておきましょう。
【退職後に発生する主な費用負担】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住民税 | 前年の所得に対して課税される。退職後は自分で納める「普通徴収」に切り替わる |
| 国民健康保険料 | 退職後に加入した場合、前年の所得に応じて算出される |
| 国民年金保険料 | 厚生年金から切り替わり、自分で納める |
| 所得税 | 退職後に再就職しない場合、年末調整がないため確定申告が必要になることがある |
【退職後の健康保険の選択肢】
| 選択肢 | 内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 国民健康保険に加入 | 退職後に市区町村窓口で手続き | 前年収入が高い場合、保険料が高くなることがある |
| 任意継続被保険者制度を利用 | 退職前の健康保険を最大2年間継続できる | 保険料は全額自己負担(会社負担分がなくなる) |
※任意継続被保険者制度とは、退職前に加入していた会社の健康保険を、退職後も最大2年間継続して利用できる制度です。
【給付金の課税・非課税区分】
| 給付金の種類 | 課税・非課税 |
|---|---|
| 失業手当(基本手当) | 非課税 |
| 傷病手当金 | 非課税 |
| 再就職手当 | 非課税 |
| 教育訓練給付金 | 非課税 |
特に注意が必要なのは、自己都合退職の給付制限期間(約1ヶ月)です。
この期間中は失業手当が支給されないにもかかわらず、国民健康保険料・国民年金保険料・住民税の支払いは続きます。
退職前に最低でも3ヶ月分程度の生活費を確保しておくのがおすすめです。
退職給付金についてよくある質問|疑問をすべて解決!

ここでは、退職給付金についてよくいただく質問をまとめて解説します。気になる質問から確認してみてください。
会社を辞めたらもらえるお金にはどんなものがありますか?
会社を辞めたらもらえるお金は、大きく2つに分かれます。
1つは、雇用保険や健康保険から支給される公的な給付金です。失業手当をはじめ、再就職手当、傷病手当金、教育訓練給付金など14種類あり、条件を満たせば受け取れます。
もう1つは、会社から支給される退職金です。こちらは法律で義務づけられたものではなく、勤務先の就業規則や退職金規程によって決まります。厚生労働省の調査では、退職給付制度がある企業の割合は74.9%となっており、約4社に1社(25.1%)は制度そのものがありません。
公的な給付金は、対象であっても自分で申請しなければ受け取れません。まずは自分がどの制度に当てはまるかを確認することから始めましょう。
仕事を辞めた時にもらえるお金はどこに申請しますか?
仕事を辞めた時にもらえるお金は、給付金の種類によって申請先が異なります。多くはハローワークですが、それ以外の窓口に申請するものもあります。
| 申請窓口 | 主な給付金の種類 |
| ハローワーク | 失業手当/再就職手当/就業促進定着手当/教育訓練給付金/求職者支援制度/傷病手当(雇用保険)/移転費・広域求職活動費/特例一時金/高年齢求職者給付金/技能習得手当/寄宿手当/訓練延長給付 |
| 健康保険組合・協会けんぽ | 傷病手当金 |
| 労働基準監督署 | 未払賃金立替払制度 |
どの給付金も、自分から申請しなければ受け取れません。申請期限を過ぎると、条件を満たしていても受給できなくなるため、退職前から確認しておきましょう。
「何から始めればいいのかわからない…」退職リトリートが丁寧にご案内します。
まずは無料でご相談ください。
自己都合退職でもらえるお金はいくらぐらいですか?
自己都合退職でも複数の給付金を活用することで、会社都合退職と同等またはそれ以上の給付を受けられる場合があります。
たとえば、月収25万円・30歳・勤続5年・自己都合退職の場合の目安は以下の通りです。
| 給付金の種類 | 概算受給額 | 条件 |
|---|---|---|
| 失業手当 | 約51万円 (日額約5,625円 × 90日) | ― |
| 訓練延長給付 | 追加で最大約84万円 | 職業訓練を受講した場合 |
| 教育訓練給付金 | 最大約64万円 | 専門実践教育訓練を受講した場合 |
| 再就職手当 | 最大約25万円 | 早期再就職が決まった場合 |
| 傷病手当金 | 標準報酬月額の約3分の2を最長1年6ヶ月 | 体調不良が理由の退職の場合 |
自己都合退職の場合、2025年4月の改正により給付制限期間(給付が始まるまでの待機期間)が2ヶ月から1ヶ月に短縮されました。「自己都合だから仕方ない」と諦めず、まず自分に当てはまる制度を確認してみましょう。
会社を辞めたあとにもらえるお金の申請はいつまでですか?
給付金の申請期限は制度ごとに異なり、期限を過ぎると条件を満たしていても受給できなくなります。
主な給付金の申請期限を以下にまとめましたので、参考にしてください。
| 給付金の種類 | 申請期限 |
|---|---|
| 失業手当(基本手当) | 離職日の翌日から1年以内 ※病気・妊娠などで求職活動ができない場合は最大4年まで延長可 |
| 傷病手当金 | 支給対象となった日(各休業日)の翌日から2年以内 ※退職日ではなく、休業した日ごとに2年の時効が適用されます |
| 再就職手当 | 就職日の翌日から1ヶ月以内 |
| 教育訓練給付金 | 受講修了日の翌日から1ヶ月以内 |
| 特例一時金 | 離職日の翌日から6ヶ月以内 |
| 高年齢求職者給付金 | 離職日の翌日から1年以内 |
| 未払賃金立替払制度 | 退職日の翌日から2年以内 |
特に再就職手当は「1ヶ月以内」と期限が短いため、再就職が決まったらすぐに申請準備を始めることが重要です。
「うっかり忘れた」を防ぐために、退職時点で申請期限をカレンダーに記録しておくとよいでし
パートやアルバイトでも退職給付金はもらえますか?
「パート・アルバイトは対象外では?」と思っていませんか。
パート・アルバイトの方でも雇用保険に加入していれば、失業手当などの給付金を受け取ることができます。
雇用保険の加入条件は以下の通りです。
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 週の所定労働時間 | 20時間以上 |
| 雇用見込み期間 | 31日以上 |
この条件を満たしていれば、正社員と同様にハローワークで給付金の申請が可能です。
<月収15万円・週30時間勤務のパートの方の場合>
日額約3,375円×90日=約30万円程度の失業手当が受給可能
また、健康保険に加入していれば、傷病手当金の受給も可能です。
「自分が雇用保険に入っているかどうか分からない」という場合は、給与明細の「雇用保険料」の欄を確認するか、勤務先の担当者に確認してみましょう。思っている以上に手厚い支援を受けられる場合があります。
仕事を辞めてから、すぐ給付金はもらえますか?
給付金は、退職直後から受け取れるわけではなく、種類によって支給開始までの期間が異なります。
| 給付金の種類 | 支給開始までの目安 |
|---|---|
| 失業手当 (会社都合退職) | ハローワークへの手続き後、待期期間(7日間)を経て支給開始。初回振込まで約1ヶ月程度 |
| 失業手当 (自己都合退職) | 待期期間(7日間)+給付制限期間(1ヶ月)を経て支給開始。初回振込まで約2ヶ月程度 |
| 傷病手当金 | 申請書類が健康保険組合に届いてから審査・支給まで約1〜2ヶ月程度 |
| 再就職手当 | 申請後、ハローワークの審査を経て約1ヶ月程度で振込 |
特に自己都合退職の場合、退職直後は給付制限期間(1ヶ月)があるため、その間は失業手当が支給されません。この期間中も国民健康保険料・国民年金保険料・住民税の支払いは続くため、退職前に最低でも2〜3ヶ月分の生活費を手元に用意しておきましょう。
自己都合退職でもなるべく早くもらたい!という方へ

「給付金が出るまでの間の生活が不安」という方は、まず退職リトリートにご相談ください。あなたの状況に合った受給スケジュールをご案内します。
退職前に申請できる給付金はありますか?
在職中から申請・準備できる給付金は複数あります。
退職後に動き始めるより、在職中から準備しておくことで受け取れる金額が変わる場合があります。
| 給付金の種類 | 在職中にできること | 注意点 |
|---|---|---|
| 傷病手当金 | 在職中から受給を開始できる | 在職中に受給を開始していないと、退職後の継続受給ができない |
| 教育訓練給付金 | 在職中から対象講座を受講できる | 受講前にハローワークで事前手続きが必要 |
| 育児休業給付金 | 育児休業中に受給できる | 育休取得後に退職する場合は支給条件の確認が必要 |
なかでも、体調不良が理由で退職を考えている方は、傷病手当金の準備を退職前に始めることが重要です。
「退職してから申請しよう」と後回しにすると、受給できなくなる場合があります。
退職前の方は、今すぐ確認しておくことで受け取れるお金が大きく変わる可能性があります。
しっかりチェックしておきましょう。
退職給付金は税金がかかりますか?
給付金の種類によって課税・非課税の扱いが異なります。
| 給付金の種類 | 課税・非課税 | 備考 |
|---|---|---|
| 失業手当(基本手当) | 非課税 | 確定申告不要 |
| 傷病手当金 | 非課税 | 確定申告不要 |
| 再就職手当 | 非課税 | 確定申告不要 |
| 教育訓練給付金 | 非課税 | 確定申告不要 |
| 求職者支援制度 (職業訓練受講給付金) | 非課税 | 確定申告不要 |
| 未払賃金立替払制度 | 課税対象 ※給与所得扱い | 確定申告が必要になる場合がある |
失業手当・傷病手当金については非課税のため、確定申告は原則不要です。
一方、再就職手当や教育訓練給付金は一時所得として扱われる場合があり、他の収入と合算して確定申告が必要になるケースがあります。
「自分の場合、確定申告が必要かどうか分からない」という方は、税務署や税理士にご確認ください。
転職先が決まっている場合でももらえるお金はありますか?
すでに転職先が決まっている場合、失業手当は受け取れません。失業手当は「働く意思と能力があるのに就職できていない方」を支える制度のため、次の勤務先が決まっている状態は対象外になります。ただし、転職の状況によっては受け取れるお金があります。
| 給付金の種類 | どんな場合に受け取れるか |
|---|---|
| 再就職手当 | 失業手当の受給手続き後、支給残日数を3分の1以上残して再就職した場合 |
| 就業促進定着手当 | 再就職手当を受け取り、再就職後6ヶ月間の賃金が前職より低い場合 |
| 移転費 | ハローワークなどの紹介で就職し、引っ越しが必要になった場合 |
| 教育訓練給付金 | 在職中・離職中を問わず、指定講座を受講・修了した場合 |
注意したいのは、退職後すぐに次の会社へ入社する場合、失業手当の手続きをしていないため再就職手当の対象にもならない点です。再就職手当は、あくまで失業手当の受給資格がある方が早期に再就職した場合に支給されます。
一方、教育訓練給付金は在職中でも利用できるため、転職先が決まっていても対象になります。転職を機にスキルアップを考えている方は、受講前にハローワークで事前手続きを済ませておきましょう。
不安な方は退職リトリートへ|給付金制度や申請の流れをご案内

ここまで、退職後にもらえるお金14種類について、受給条件・金額の目安・申請方法・注意点を解説してきました。
「思っていたより給付金の種類が多い」「自分の場合はどれが対象か、まだよく分からない」と感じた方もいるのではないでしょうか。
給付金制度は種類が多く、申請先・条件・期限がそれぞれ異なります。特に、申請期限を過ぎると条件を満たしていても受け取れなくなる制度が多いため、退職前から確認しておくことが大切です。
まずはハローワークや健康保険組合の窓口で相談するのが基本ですが、「どこから手をつければいいか分からない」という段階で立ち止まってしまう方も少なくありません。
退職リトリートでは、社会保険労務士の監修のもと、あなたの状況に合わせて受け取れる可能性のある給付金と申請の流れをLINEで無料でご案内します。
「退職を考えているけれど、まだ決めていない」という段階でも構いません。
一人で悩まず、まずは気軽に相談してみてください。
※申請手続きはご本人がハローワーク・健康保険組合で行っていただきます。
※支給の可否と金額は、各機関の審査により決定されます。
※サービスの料金については、料金ページをご確認ください。
下記の表で給付日数を確認したら、上記のシミュレーターに「年収」「年齢」「給付日数」を入力してください。
失業保険の基本手当日額と受給総額が自動でシミュレーションできます。
受給総額の目安がわかります。
※本記事内の各種受給例はあくまでも一例であり、実際は個人の状況により異なる可能性がございます。正確な金額はハローワークでご確認ください。




